「ジャニーズのタレントを出せば視聴率が獲れる」
そう考えるのは、データを見ても明らかだったのでしょう。
ドラマや歌番組、バラエティに至るまで
視聴率を追究することが使命の番組制作においては、
ジャニーズタレントの積極起用は、
ある種の“麻薬”のようなだったのかも知れません。
しかし、それが高じて
「ジャニーズに引き上げられたら困る」
という利害関係となり、
ジャニーズ事務所側は、
それを“悪用”して
新しいタレントのブッキングや、
競合するタレントへの“圧力”を強め
現在のような一大勢力へと仕上げていきました。