2024年 年頭ご挨拶 / コピーライティング / By chanter 謹賀新年 本年も宜しくお願い申し上げます 2024年は元日から北陸で大地震が発生、2日には羽田空港での惨事と悲しいトピックが続け様に発生しています。被災された方、事故に遭われた方々にはお見舞い申し上げるとともに1日も早く平穏な日々が戻ることをお祈りいたします。 一方で、それらを報じるメディアの“無神経”と情報を錯綜させ混乱を煽る一部SNS使用者の“悪意”には怒りを通り越し哀しささえ覚えています。 わたしのような名も無き広告屋にはこれらの存在を打倒するような力はありません。せめて、「広告」の枠にとどまらず人々に細やかな笑いや喜びを届けられるような“血の通った表現”を日々求めていけたらと考えます。一方、AIの台頭により、今年はますます“自動生成”とか“AI製”というモノに何かしらの付加価値が載せられていくと思われます。しかし、それらは先人達が“生の感情”で育んできた経験を再構築しているに過ぎず本来の“人間の営み”とはベクトルの違うものでは、という疑問も強く抱いているのが正直なところです。まだ負けねえぞ、“機械”め。 また、恐らく2024年は、昨年にもまして、あらゆる“悪意”に市井の人々が脅かされる時代になるでしょう。それは、これまで見落としてきた“膿”であったり派手なパフォーマンスの陰にあえて潜んできた存在たちの“本質”がいよいよ正体を明らかにしていく気がしてなりません。 いち早く、そんな“悪意”の芽に気づく、可能なら戦う、可能でなければ遠ざける、あるいは遠ざかる、そのための知恵を育む、情報を得る、正しい情報を選別するなど穏やかに暮らすためのスキル獲得も容易ではなさそうですがそのためにできることを見つけていきたい、そして、こんな考えに共感いただける皆様にそれらを共有していければと。ん〜、デカいな、敵。 ところでChanter としましては広告の企画・制作だけではなく、何かしらの“新機軸”を見つけていく年にしたいと考えています。まだカタチは見えていないのですが、AIは上手に活用しつつ、喜びや安らぎ、そして面白みを得られるようなコンテンツを企画し、それによって身の回りの人々や楽しませることができたらクリエイティブを続けてきた人間として幸せなのではと。ともあれ、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。Creative Labo Chanter 主宰